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正直レポート

角館の隠れ名食 B級グルメ 中華そば

角館の中華そばの元祖は、富士通りにあった「おばこ食堂」といわれる。おばこ食堂は「丸太」の父さんが戦後始めた、庶民の憩いの場の草分け的存在。今はなき山根の「岩本食堂」、旧角小裏の「もちあば」など伝説の店が多いのも中華そばならでは。1杯のかけそばならぬ、中華そばの思い出をもつ人も多いだろう。
■ 食べ歩き後記〜「A18」 >>

ドライブイン森

TEL 0187-53-3392
中華そば 500円

 演歌の大御所北島三郎は「歩のない将棋は負け将棋」と歌ったが、最近では中華そばに麩が入っているのも珍しい。スープは平均的な中華そばだが、麺は中太麺のもっちり系。具材は前述の麩と共に、支那竹が塩漬けを戻したやや歯ごたえのあるもの。やや独特の支那竹香があり、やや開くまでに時間がかかり、デキャンタをして楽しみたい。これは好き嫌いのわかれるところか。なるとも外側に食紅を効かせた、「裏巻き」ばりのいでたちで、具材の妙が光る。「なると」やはり“中華そば”の代紋はなるとなのかもしれない。  しっかし、「シナ」で変換して一発で「支那」が出ないのはやはり時代のせいだろうか。

(A18)

上野食堂

TEL 0187-53-2863
中華そば 400円

 ここの中華そばは何故か懐かしさを感じる。豚の煮たたれの醤油味。やはりチョット濃い目の味付けのスープにナルト、シナチク、のり、メンマ、チャーシュー2枚がトッピングされている。見た目以上に満足感がある。味が濃いため、ご飯と共に食べたい。


(D)

つた食堂

TEL 0187-53-2909
天中
(天婦羅中華そば)
450円

 美人の宝庫と言われる角館南高校の前にある「つた食堂」。藤あや子も南高時代に学校を抜け出しお昼に食べたという天中(てんちゅう)。天ぷらそば、天ぷらうどんがあって、天ぷら中華があるのは自然の成行きではあるが、すぐ近くの安藤醸造元の薄口醤油を使ったあっさりスープだからこそできる芸当。普通の中華そばと同じ価格なのもうれしい。

(大)

くいしん坊

TEL 0187-55-5880
中華そば 500円

 はっきりいってこれは醤油ラーメンである。中華そばと醤油ラーメンの違いは明確に存在するのだろうが、直観的どなたもわかって不思議ない。中太ストレート麺にややちぢれが入っている。今回、カツ丼&中華そばの取材のため、あえてセットではなく、それぞれ単品を頼んだ勇ましい食人魂だったが、金曜日の100円引きセットと大差のない盛りであったのが大いに悲しい。  少し前になるが、白い巨塔で唐沢寿明扮する財前教授が「無念だ」と言って他界するシーンがあったが、まさに無念である。アメージンググレイスを口ずさみながら帰路についた。

(A18)

たかはし食堂

TEL 0187-54-1356
中華そば 450円

 思わず透明度板を沈めたくなるようなタンメンを彷彿させる黄色の中華そば。動物系のブイヨンを感じさせるスープは瀬戸内海で発生する赤潮を思わせる濃淡のあるもの。(丼の手前側の曇り具合を参照されたい)  外見とは一転して食してみると素朴な味わいであり、カツ丼と併せても邪魔にならない。もっともカツ丼とあわせるかどうかは議論の分かれるところではあるが。  「素朴」というのは、「何か足りないようなきがするけれども、これはこれでいいんじゃない」と同義であると思ってしまう。

(アケミという名で18で)

のんき食堂

TEL 0187-53-2416
中華そば 500円

 正しく中華そば想像以上の美味しさ。ただし母さん一人で切り盛りしている為に込んでくると時間が掛かる可能性があり。気の良い母さんで干し柿の膾、きんぴらごぼう、りんごの蜜煮を添えてくれ、その味も美味しい。
麺 ストレート麺で、カンゾウの黄色というより卵色の微かに黒ずんだ麺
   歯ごたえもほどほど
汁 煮干の効いた出汁、醤油の色も余り濃くなく見た目もおいしさを感じる
葱 普通の長ネギを使用して正しく中華そば

(E)

山谷食堂

TEL 0187-53-2626
ラーメン 600円

 昔風の支那そばがレトロな雰囲気を醸し出し、創業以来変わらぬ味にほっとする。

(J)